夏の車中泊で暑いからと、エンジンやクーラーをかけたまま眠た経験がある人は多いのではないでしょうか。
我が家も昔そのような経験がありました。
しかし今では便利グッズを使用することによって快適な車中泊を実現しています。
この記事では車中泊初心者の時に知りたかった暑さ対策についてのポイントと、実際に我が家が車中泊で使用しているおすすめのグッズを紹介します。
暑い夏の季節にも快適な車中泊の旅を満喫するために、ぜひ参考にしてください。
なみき家
8さい、3さいの息子二人と夫婦で、車中泊を楽しむ家族。これまで累計100日以上子連れ車中泊を経験してきました。
子連れでの車中泊を楽しむための知識やハイエースについての情報を発信しています。
この記事はこんな人におすすめ!
- 夏の車中泊旅を考えている人
- 暑さ対策グッズを探している人
- 暑さに耐えきれず車のエンジンをかけてしまったことがある人
夏の車中泊を快適にするポイント
夏に車中泊をしたことがある人なら経験があると思いますが、エンジンを消した途端、夜でも車内はかなり蒸し暑くなります。
対策なしで車中泊に挑むと、エンジンをかけることになりがちですので、しっかりとポイントを押さえて快適な車中泊をしましょう。
車中泊で車のエンジンをかけたまま寝る行為はマナー違反です。環境にも燃費にも悪いですし、一酸化中毒の危険性もあります。
場所選びが大切
夏に車中泊する際は、場所選びがとても重要です。気温に大きな差があるのでなるべく快適に過ごせる場所を選びましょう。
山岳地帯や高地
標高の高い場所は気温が下がりやすいため、比較的涼しく過ごすことができます。標高100mで0.6度ぐらい気温が下がると言われているので、車中泊する場所によって、5度以上気温差がでる場所もあります。
夏の車中泊では、海よりも山を選択した方が快適に過ごせます。
湖や川の近く
水辺の近くは、風が流れた際に涼しさをもたらしてくれます。
山奥で湖、川の側を車中泊場所に選べば、段違いに涼しく快適に過ごせます。
地点名 | 気温 | 標高(海抜) |
---|---|---|
東京都 練馬 | 25.5℃ | 30~50m |
神奈川県 横浜 | 25.2℃ | 20~40m |
千葉県 木更津 | 24.7℃ | 10~40m |
茨城県 水戸 | 24℃ | 10~40m |
群馬県 草津 | 17.4℃ | 1130~1260m |
山梨県 河口湖 | 21.2℃ | 830~850m |
栃木県 那須高原 | 17.7℃ | 1000~1200m |
上の表でも分かる通り、関東地域の中でも標高によってこんなに気温差があります。
換気をする
夏の車中泊を快適にする上で大切なポイントは、風の流れを取り入れることです。
前と後ろの二か所を開けると、風の流れができて、とても過ごしやすくなります。
しかし気になるのは虫の侵入ですよね?
以下のおすすめのアイテムで便利な防虫アイテムも紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
オススメのアイテム5選
我が家のハイエースで実際に使用している、本当におすすめしたいアイテムを5つご紹介します!
カーテン、シェード
夏に限ったことではありませんが、カーテン、シェードはマストアイテムと言って問題ないでしょう。
夏は日差し避けとして非常に優秀、冬は保温効果を発揮してくれます。
さらに防犯対策として中が見えないことも大切なので、必ず用意しましょう。
特におすすめするのはシェードです。
カーテンはレールの取り付けなど、手間も費用も発生しますが、シェードならば吸盤やマジックテープで窓に貼り付けるだけですみます。
「外した際に邪魔ではないか」、と思われるかもしれませんが、我が家で使用しているシェードは、折り畳むととてもコンパクトなので全く場所を取りません。つけたり外したりを頻繁に行う人は、場所を取らない厚みの厚すぎないものを選ぶと良いでしょう。
各車種に対応したシェードが販売されているので、窓のサイズにぴったりのものを購入しましょう。
扇風機
小型扇風機はここ数年で種類が、非常に増えた為、なかなか選ぶのも大変です。
過去に我が家でも、小型のハンドタイプのものを車に積んでいましたが、より快適な夜を過ごすため、現在はかなり大きな充電式バッテリータイプのものを使用しています。
建設現場で重宝されているメーカーの物なので、とてもパワフル、連続使用時間も弱風にすれば7時間程度動いてくれます。タイマー機能、首振り機能が備わっている点も非常に優秀です。
リアゲートストッパー
あまりメジャーなアイテムではないかもしれませんが、車のリアゲートを半開きにできる便利なアイテムです。
夏の車中泊では、風のながれが重要になるので、リアゲートを少し開けておくだけで段違いに快適に過ごせます。
網戸
風通しを良くする大切さは前述した通りですが、その際に気になるのは虫の侵入です。
網戸なしで窓を開けて眠るのは自殺行為なので、網戸は必須アイテムと言えるでしょう。
我が家が装備している網戸は、ユーアイビークルのハイエース専用防虫ネットです。
網戸収納時
網戸装着時
常に装備した状態にでき、広げたり畳んだりが簡単にできるので、車中泊の時のセットにかかる時間が短縮できるとても便利なアイテムです。
他にも、車のドアにかぶせるタイプや、磁石でくっつけるタイプなどさまざまな網戸が販売されているので、自分の車にあったものを選ぶと良いでしょう。
冷感敷きパット
触れるとひんやり冷たい冷感式パットは、車中泊でも大活躍します。
吸湿速乾機能が備わったものなど、年々性能が高いものが、安価に購入できるようになってきているので、用意しておきたいアイテムです。
お手軽アイテム2選
いざ車中泊に出発、した後でもドラックストアなどで手軽に購入できるアイテムもご紹介します。
蚊取り線香
網戸を用意していない、網戸だけでは心配。という人は蚊取り線香やベープなどを用意しておくのも1つの手です。
蚊取り線香は、車内で使用すると危険なので車外で使用するようにしましょう。
車内で使用したいのであれば電池式や電気要らずの、蚊取り線香と同じような機能を発揮してくれるアイテムをおすすめします。
冷えピタクール
冷えピタクールはとても手軽に購入できる冷感アイテムです。貼るだけで快適に過ごせるなら安いものです。
体温調節が苦手な、子どもに貼ってあげるのが特におすすめですよ!
まとめ
夏の車中泊は暑さとの戦いです。
しっかりと対策した上で、快適な車中泊を実現しましょう。
- カーテン、シェード
- 扇風機
- リアゲートストッパー
- 網戸
- 冷感敷きパット
- 蚊取り線香
- 冷えピタクール
車中泊では、快適な睡眠をするために対策をすることがとても大切です。
下記の記事では、ハイエースでの車中泊を格段に快適にすることができるベッドキットを紹介しています。